ビラーゴ250バッテリー交換台湾 YUASAユアサ YB10L-A2

maintenance

バイク整備の初歩と言えばバッテリー交換。

バイク整備と言うと知識や経験がないと難しそうですよね。

でもバッテリー交換なら知識や経験が必要なく、手順も少ないので整備初心者でもチャレンジしやすいですよ。

バッテリー交換からバイク整備を始めてみませんか?

この記事ではバッテリー交換方法、バッテリーの充電方法、バッテリーの処分方法を知ることが出来ます。

バッテリーの充電方法

充電器はバイク用の充電器を使用します
(バイク用充電器はホームセンターでも購入可、安いものは¥3000程度です)
1.充電するバッテリーの+端子とー端子を確認しましょう
2.バッテリーの+端子に充電器の+クリップを取り付けます
3.バッテリーのー端子に充電器のークリップを取り付けます
4.充電器のクリップと本体側のコードを接続します
5.本体のプラグをコンセントに差し込みます

新品バッテリーでは初期充電をする事を推奨されています。

バッテリーを購入したらバイクに取り付ける前に充電しましょう。

購入後のバッテリーは自然放電によりバッテリーの容量は減っています。

そのままの状態でバイクに繋いでしまうと急速充電をしてしまいバッテリーの寿命を短くしてしまう可能性があります。

バッテリーを充電する際のポイント
  • 電流はバッテリー容量の1/10以下で行う(ビラーゴ250のバッテリー容量は10Ah)
  • 電圧は12ボルト(V)で行う
  • バイクのバッテリーの種類に合った充電器を使う
  • 初期充電の時間は5~10時間程度

バッテリーを充電する際は必ずバイク用の充電器を使いましょう。

車用の充電器では電流値が高く、バッテリーを痛めてしまいます。

バイクのバッテリーは大きく分けて3種類あります。(開放型・MF型・リチウム型)

バッテリーの種類の解説・ビラーゴ250のバッテリーの選び方についてはこちら↓

それぞれのバッテリーの種類に適合した充電器を使わないとバッテリーを痛める可能性も。

充電器を選ぶ際は良く確認してから購入しましょう。

またバッテリー充電器には”トリクル充電方式”と呼ばれるものがあります。

トリクル充電方式はバッテリーが満充電になると、自然放電を補う分だけの微量の電流を流し続け、常に満充電にしておく方式のことをさします。

つまりバッテリーに充電器をつなぎっぱなしにしても過充電になる心配がないということです。

冬にバイクに乗れない期間が長い方には便利な機能ですので充電器をお探しの際には検討されてはいかがでしょうか?

YUASAユアサ YB10L-A2 バッテリー交換方法

必要な物

  • YUASA YB10L-A2
  • 保護メガネ
  • ビニールテープ
  • ゴム手袋(必要に応じて)

使用する工具

・10ミリソケットレンチ

手順

バッテリー液入れ(電解液注入)

1.バッテリー本体上部の黄色いキャップを外す
※キャップは後で戻すのでとっておきましょう
2.バッテリー本体側面の赤色のキャップを外す
3.キャップを外した状態のバッテリー
4.電解液※劇物、取り扱い注意
(保護メガネを着用して作業しましょう)
5.電解液の容器の先端を切る
6.先端にチューブを挿す
7.それぞれの穴に均等に電解液を入れる
※電解液は少し余ります
8.バッテリー本体上部に黄色のキャップを戻す
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9.バッテリー本体側面の赤色のキャップがついていた所に透明のホースを取り付ける
(ホースは電解液の排気用です)
10.1時間程度待った後にバッテリー充電

バッテリー交換

1.シートのボルト2ヶ(10mm)を外す
2.バッテリーの端子を外す
※マイナス端子→プラス端子の順番で外す
3.外した端子にはテープを巻いて絶縁しておく
4.ゴムバンドを外して新しいバッテリーを入れる
5.外した時と逆の順番で端子をつける
※プラス端子→マイナス端子の順番
6.電源が入る事を確認してからシートをつける

※余った電解液は劇物なのでそのまま捨てることは出来ません。

バッテリー交換した際に余った電解液は中和処理をしてから捨てましょう。

電解液の処分方法(バッテリー液)

バイク用バッテリーのYUASAユアサ YB10L-A2は購入後、バッテリー本体に電解液を入れる必要があります。

バッテリーに付属している電解液は少し余るようになっています。

なのでバッテリー本体に電解液を入れた後は余った電解液を処分しなければいけません。

電解液はそのまま下水に流すことは出来ないので中和処理が必要になってきます。

処理といっても特別な物は必要ありません。

中和に必要なものは重曹です。

※電解液は劇物(硫酸)です。取り扱いには十分注意しましょう。

電解液の処分に必要な物
  • プラスチック製のバケツ
  • 水(電解液に対して2~3倍の量)
  • 重曹(電解液と同量)
  • 保護メガネ
  • ゴム手袋

電解液は金属を溶かしてしまうので必ずプラスチック製のバケツを用意しましょう。

電解液に水を足してから中和すれば中和反応を弱くすることが出来ます。

※電解液を処分する際は風通しの良いところで作業しましょう。

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1.プラスチック製のバケツに水を入れ、電解液を入れる
2.重曹を入れ泡が収まるのを待つ。

3.泡が収まれば中和されているので処分することができ

バッテリーの処分方法

バッテリーは基本的に自治体では回収してもらえません。

回収してもらえるところは

  • ガソリンスタンド
  • ホームセンター
  • バイク用品店(ナップス・2りんかん)
  • オートバックス

などです。

完全セルフのガソリンスタンドでは回収できないケースもありますが、ほとんどのガソリンスタンドでは回収してもらえます。

料金は無料のところもあれば数百円かかるところもあるようです。

僕もガソリンスタンドで無料で回収してもらえました。快く引き取ってもらえたので気持ちよかったです。

2りんかんは二輪用の廃バッテリーなら無料引き取りを実施。

ナップスは他店購入のバッテリーでも引き取ってくれるようです。

まとめ

この記事ではビラーゴ250のバッテリー交換の仕方、バッテリーの充電方法、バッテリーの処分方法についてまとめました。

この記事のポイント
  • バッテリーを交換する前に充電をする
  • 充電器はバッテリーに適合した物を選ぶ
  • バッテリー交換は端子の順番に注意
  • 外す際はマイナス端子→プラス端子
  • 付ける際はプラス端子→マイナス端子
  • バッテリーによって電解液の中和が必要
  • 廃バッテリーはガソリンスタンドなどで引き取ってもらえる

バッテリーを外したり付けたりするときは感電やショートしないように気をつけましょう。

バイクのバッテリーを交換して素敵なバイクライフをお楽しみください。

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